五十肩


五十肩とは?

原因が特定されない肩関節周囲炎(広義)

拘縮を伴う関節痛(狭義)


  1. 肩の痛みを引き起こす疾患との鑑別が重要です。(五十肩と違うところ)
    • 上腕二頭筋長頭炎(肩前面が痛い)
    • 腱板断裂(可動域が他動的よりも自動的の方が狭い、動きの途中で痛む)
    • 石灰性腱炎(急な激しい痛み)
    • 変形性肩関節症(高齢者、両側)
    • 頸椎疾患(首を動かすと痛みが変わる)
    • インピンジメント症候群(肩を内旋位で拳上したとき痛む)
    • 腫瘍性疾患(骨膨隆がある)
    • リウマチ性多発筋痛症(こわばり、発熱)
    • 内臓からの関連痛(狭心症の心窩部痛)

  2. 五十肩は?
    • 加齢に伴う肩関節組織の退行性変化、運動不足による血行不良で炎症が生じやすくなる。
    • 片方の肩関節痛から始まるが、いったん回復すると再発しにくい。
    • 急性期は運動時痛、安静時痛、夜間痛があるが、慢性期は痛みは軽減するが可動域制限が残る。
    • 急性期は可動域拡大訓練は控え炎症を早く沈める。
    • 慢性期は積極的に関節を動かしたりストレッチをして、可動域を広げる。
    • 鍼治療により急性期・慢性期における炎症をしずめ、はやめに可動域訓練につなげられる。